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FXのスワップ金利とは?Q&A集

金利と言う方がわかりやすいので、スワップ金利と呼ばれていますが、正しくは「スワップポイント」といいます。(スワップ金利とスワップポイントは同じ意味ですので、以下はスワップポイントと呼ぶ事にします。


スワップポイントは、二国間の金利の差によって発生します。
…と言われても、「?」となる人も多いかと思いますので、身近な例を挙げるために、まず「外貨預金」について触れることにします。


現在、日本の金利は超低金利ですので、ほとんどの場合で外貨の金利の方が高くなります。そこで、手持ちの円を外貨に換えて(円で外貨を買う)預ける事で、高金利の預金を行う事が出来ます。


例)

・ 日本円(金利0.02%とする)100万円を銀行に預ける
 ⇒ 年間の利息は200円

・ 日本円100万円を外貨(金利1%とする)に換え、銀行に預ける
 ⇒ 年間の利息は10,000円


このように単純に考えると、同じ100万円を銀行に預けるだけで、

10,000円-200円=9,800円

9,800円も利益が出ることになります。

このように、金利の差から生じる金額の事をスワップポイントと呼んでいます。


FXでのスワップポイントの稼ぎ方


では、話をFXに戻しましょう。
FXでスワップポイントの稼ぐには、具体的にどうすればいいのでしょうか?


例を挙げて、日本円(以下JPY)をオーストラリアドル(以下AUD)に変えてスワップポイントを受け取ると仮定します。AUDの金利は高い水準を保っており、JPYの金利は世界的に見ても超低金利となっています。


ここでは、
為替レート…1AUD = 80JPY
政策金利…AUD 5.00%/JPY 0.10%
とします。


この状態で、JPYをAUDに10000通貨分を変えたとします。


この時、JPYよりもAUDの方が高金利通貨となっています。
そのため、金利差 (5.00 - 0.10 = 4.90%) 分の金利が付きます。


この金利差がスワップポイントとして得られるのです。
詳しい計算式は後述しますが、この場合では ¥100〜¥105/日 程度になると思われます。


つまり、持っているだけで一日に百円ほどの利息が得られるのです。このスワップポイントを目的としたトレードも立派なトレードであり、一ヶ月から数ヶ月掛けてじっくり取引を行うスイングトレードと呼ばれています。


スイングトレードでスワップポイントを稼ぐ


スワップポイントは二国間の政策金利によって決まります。そして、政策金利は数カ月に一回のペースで決定されますが、急激に変化する事はほとんどありません。


そのため、この先の金利差は多少変動する可能性はありますが、数ヵ月後も現在のものとそう大差はないと考えて良いでしょう。


スワップポイントが ¥100〜¥105/日 であると仮定した場合、スイングトレードを行うと、一ヶ月で約3000円、三ヶ月で約9000円、半年で18000円のスワップポイントが得られる計算になります。


スイングトレードの注意点


スイングトレードのメリットは持っているだけでほぼ確実に収入があるという事です。その上、銀行の定期預金などよりも非常に有利な金利を受ける事が出来ます。


しかし、デメリットが無いわけではありません。
通貨価値の変動によって、当然損益も生じるという事を理解しておきましょう。


JPYをAUDに交換しているので、AUDからJPYに戻す時に、「よりJPYが高くなっている」、あるいは、「よりAUDが安くなっている」と損失が生まれる事になります。


逆に、「JPYがより安くなっている」、あるいは、「よりAUDが高くなっている」と利益が生じます。特に、サブプライムショック以降は急激な円高が問題視されているので注意が必要です。


AUD/JPYの変動幅は、一日当たりでおよそ ±¥5,000〜¥10,000 程はあります。もちろん毎日変動するわけではなく、ほとんど動かない日もあります。また、大きく上下に動いて元に戻らない事もあれば、一ヶ月後には元の水準に戻っているという可能性もあります。

スワップポイントをより多く得たいがために、あまり大きな量の取引をすると、このような変動に耐えられないほどの予想外の損失を抱える事になるので注意しましょう。


スイングトレードは最初から数ヶ月単位での取引を考えているので、その間の変動幅も視野に入れておきましょう。自分の資金を考えて無理のない範囲での投資を行える人に向いているトレードと言えます。


また、今回のケースではスワップポイントを得られるものを紹介しましたが、高金利通貨を低金利通貨に交換する場合は、スワップポイントを支払う事になるので注意しましょう。


スワップポイントは、いつ入って、いつ取られるのですか?


スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越すことで受払いが発生します。この「翌日」というのは日本人の生活時間を基準として考えられる翌日ではありません。何時を指すかは取引しているFX業者によって指定時間が異なるため各々で取引をしているFX業者に確認する必要があります。


大半の場合はアメリカ市場クローズの時間、日本時間でいうところの6:00を指しています。この時間帯にポジションを持ち越すことでスワップポイントが発生します。


ただし、この段階では発生しただけで、基本的には引き出す事は出来ません。発生したスワップポイントを受け取るには、一度 決済する必要があります。


(NTTスマートトレードなどの一部のFX業者では、未決済の物についてもスワップの受け払いを行っているところもあります。そのため、FX業者によっては、貯まったスワップポイントのみを引き出すことも可能です。)


スワップポイントは各社、どうやって決めているのですか?


スワップポイントは、基本的に 2カ国間の金利差で計算された一定の値になりますが、国の経済・信用状況で一時的に変動する場合もあります。(サブプライムショックのときには、スワップポイントが不安定となり、大きく変動した事もあります。)


FX業者はカバー先からスワップポイントを提示され、提示されているスワップポイントをお客様に提示します。


為替レート…1AUD = 80JPY
政策金利…AUD 5.00%/JPY 0.10%
この状態でJPYをAUDに10,000通貨分を変えたとすると計算式は下記のようになります。


80円×10000通貨×(5.00-0.10)%÷365日 ≒ 107円


この場合、1日に受け取れるスワップポイントは107円です。
実際にはここからFX業者の取り分が入るので、受け取る金額はこの値よりももう少し低くなります。



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